仕事がつまらない 要因7つと誰でもできる対処法

仕事

毎日「仕事がつまらない」「やる気が出ない」と悩んでいる方

本当はもっと毎日頑張って仕事がしたいけど、何を頑張るのか分からなかったり、会社に対しての漠然とした不満があったりしてモチベーションが上がらない。

それはあなたのせいでは無く、「仕事をつまらなくする要因」のせいかもしれません。

僕は20年以上サラリーマンとして勤務し、現在は役員として人事も担当しています。
この記事では、100人以上の人事を担当した経験から、多くの人に共通する「仕事をつまらなくする要因」とその対処法について書いています。

読んでもらえば、「仕事がつまらない」「やる気が出ない」といった悩みの解消に役立つと思います。

仕事がつまらない 要因7つと誰でもできる対処法

たくさんの仕事の悩みを聞いていくと、仕事がつまらないと感じる要因は大きくこの7つにまとめる事が出来ると思います。

  1. 毎日同じような作業の繰り返し
  2. 指示された仕事ばかりやっている
  3. 仕事の成果、結果が出ない
  4. 評価や給料に不満がある
  5. 休日日数や勤務時間など労働環境
  6. 上司や部下、同僚との人間関係
  7. 業種や商材に興味がない

この7つの中で自分にあてはまる項目だけでも読んでもらえば良いと思います。

あなたには関係の無い項目もあると思いますが一応、一つずつ解説していきます。

毎日同じような作業の繰り返し

どんな事でも毎日ただ繰り返すばかりだと楽しくなくなります。

それが「仕事」という出来ればやりたくない事なら尚更。

これは単純に「飽きる」というのもあるし、同じ事をずっと考えていると最初は感じなかった不安や心配事などが増えていくからです。

対処法は毎日の業務の改善点を探してみましょう。

たとえば、もっと簡単に出来る方法がないか?とか、もっと早く終わらせられないか?などです。

毎日の業務の改善が出来れば、その業務の効率化が図れるし、その改善点を探して改善してみること自体が日々の仕事のマンネリ化を解消してくれます。

さらに仕事を改善すれば上司や同僚の評価も上がって一石二鳥です。

指示された仕事ばかりやっている

裁量権がない仕事で、自分で考えたり決めたりが出来ないと仕事の楽しさは味わえ無いと思います。

指示された事だけ行うのは「作業」であって、本当の「仕事」では無いからです。

よく「言われた事でけやってる方が責任が無くていい」という人もいますが、それは責任がないから「楽」なのであって、「楽しい」とは違います。

対処法は小さな仕事でもいいので、任せてもらえそうな仕事があれば積極的にやってみる事です。

そして、任せて貰った仕事の改善点を見つけて、その仕事の成果の改善や効率化を目指しましょう。

そうしていくことで、上司の信頼を得ることが出来るようになり、今度は自分のしたいと思う仕事をさせて貰えるようになったり、誰もやったことの無い仕事が自分で考えて出来るようになります。

仕事の成果、結果が出ない

結果や成果が出ない事をずっと続けるのはかなりツライとおもいます。

売上目標が達成出来なかったり、与えられたノルマがクリア出来なかったり。

あとは自分に成長が感じられなかったりなど。

「毎日こんなに頑張ってるのになぜ?」こんな思いから心が折れてしまって、やる気を失ってしまうと「努力してもムダ」と感じてしまって、仕事がつまらなくなります。

対処法は一度考えるのをやめて、落ち着いたら振り返って分析してみる事です。

成果や結果というのは努力したり、頑張ったりしたからといって必ず付いてくるとは限りません。

なので、心が折れそうなら少しその事を考える事から離れて休む事も必要です。

そして落ち着いたら、振り返って改善点を探してみましょう。

「努力の仕方は間違っていなかったか?」「別の方法はないか?」など。

一度離れて冷静に考えてみると、今まで気付かなかった事に気付いたりするものです。

評価や給料に不満がある

自分の評価や給料に対する不満があるとモチベーションの低下に繋がっていきます。

「こんなに頑張って売上を上げているのに」「アイツより自分の方が絶対上のはずなのに」など、普段頑張っている人は特にこんな不満が多いと思います。

対処法は自分の努力や成果をアピールしましょう。

「自分からアピールするなんて何か厚かましい感じがする」と思うかもしれません。

確かにやり過ぎは良くないですが、アピールしないと気付かれ無い事が多いです。

「わざわざ言わなくても、部下の努力を気付いて評価するのが上司の仕事」と言われそうですが、あなたの上司がそんな有能だとは限りません。

気付かれ無いから評価されないのであればアピールするしかありません。

あとアピールする事のメリットがもう一つあって、それは自分が努力した事と上司があなたに頑張って欲しい事がズレている場合、それを確認できることです。

自分では頑張っているつもりでも、それが上司の頑張って欲しい事と違うと評価してもらえません。

仕事を評価してもらって給料を増やしたいなら上司の頑張って欲しい仕事をしましょう。

それでも給料が増えなければ、その会社自体の問題かもしれないので転職を検討しましょう。

休日日数や勤務時間など労働環境

休日が他の会社より極端に少なかったり、週の勤務時間が多いと会社に対しての不満が溜まってしまい、モチベーションの低下に繋がります。

中小企業の場合、大企業と比較すると休日が少なかったり、勤務時間が多かったりします。

また、業種、業態によっても差があるのでなかなか改善するのは難しいかもしれません。

改善策としては会社の運営の仕方自体の改善が必要になります。

たとえば、業務の効率化を図って同じ内容の仕事でも早く終わらせるようにして勤務時間を減らしたり、効果の少ない無駄な仕事を削除したり出来れば勤務時間の短縮が出来ます。

ただ、これらを業績を落とさずに行わないといけないので、難易度は高めですし、そもそもある程度の権限がないと出来ません。

すぐ出来る改善ではないので時間もかかります。

今の会社が好きで続けようと思っている場合は少しづつ意見や改善案を出して行動しましょう。

そうでない場合で改善出来る権限がない場合は転職を考えた方が早いかもしれません。

上司や部下、同僚との人間関係

職場内の人間関係が悪いと居心地悪く、無駄に気を遣うので仕事に集中しづらくやる気が損なわれます。

周りの事でもそうですが、自分と上司、同僚や部下との関係が悪いとかなり仕事もしづらくなります。

「これはもう会社を辞めて、転職するしかない」と思う人が多いかもしれません。

ただ、転職した先の会社に嫌な上司、合わない同僚がいないとは限りません。
それを実際に働く前に確認する方法が無いから、確認する事も出来ません。

対処法は周りの人に改善を求めずに、自分自身の考えや行動を変化させて関係の改善を図る事です。

昨日まで何も変えていないと、周りの人は今日も昨日と同じ態度であなたに接してきます。

周りの人に自分に対する態度や接し方を変えて欲しければ、まず自分から変えましょう。

この記事も参考にしてみて下さい。

業種や商材に興味がない

営業職なら自分の販売している商品やサービス、製造業なら作っている商品など自分が担当している商品やサービスに興味がない。

毎日興味の無いものに囲まれていても、仕事はつまらないと思います。

対処法は3つあります。

  1. 自社に興味のある商品やサービスがあるなら、担当を移動を希望する。
  2. 今、自分が担当している商品やサービスの事をもっと知って興味を持つ。
  3. 好きな商品やサービスのある会社に転職する。

会社の労働条件や人間関係など他に不満が無ければ、1か2を試して欲しいです。

1か2が無理だったり、他の不満が多い場合は3を検討してみるのがいいと思います。

仕事がつまらない 要因7つと誰でもできる対処法 まとめ

仕事をつまらなくする要因と対処法を紹介しました。

僕は20年以上いろいろな業務を担当してきましたが指示された事を何も考えずにする「作業」は基本的につまらない事が多いです。

改善して成果をだして、給料や休日を増やしてもらったり、自分のやりたい仕事を任せてもらったりすると徐々に楽しさも感じられるようなると思うので、せひ試してみて下さい!

コメント

タイトルとURLをコピーしました