【高確率で失敗する】転職で仕事の悩みが解消しない理由

今の仕事がつらくて「今の仕事を辞めて転職したい」と悩んでいる方、少なくないと思います。

「人間関係が悪い」「嫌な上司や先輩がいる」「給料が少ない」など仕事がつらくなる理由はいろいろあると思います。

その解決法の一つとして転職が挙げられます。

ただ、転職したからといって悩みが解消されるとは限りません。
むしろ、何も考えずに転職すると悪化したり、違う悩みが増えたりする可能性の方が高いです。

そこで今回は、なぜ何も考えずに転職しても悩みは解消されないのか？転職する時にはどう考えればいいのか？という疑問について考えたいと思います。

読んでもらえば、転職したいと思った時の考え方が分かると思います。

転職で仕事の悩みが解消しない理由

理由は2つ考えられます。

1つ目の転職で悩みが解消しない理由は「転職先で同じ問題が発生しないとは限らない」からです。

たとえば、上司との人間関係で悩んでいて転職したとします。

転職先の職場に前の職場のような上司がいないとは限らないですよね？
自分に合う、良い上司、しかいない事を事前に確認する方法がないので、実際に転職してみないと分りません。

これが、1つ目の理由です。

2つ目の理由は「前の職場には無かった別の問題が発生する可能性がある」事です。

前の職場では人間関係に悩んで転職して、人間関係の悩みは解消されたが、あまりに残業が多く帰りが遅くなってプライベートの時間が無くなってしまった。

「こんな事なら、前の会社の方が良かった」と思ってしまうかも知れません。

以上の2つの理由から、何も考えずに転職すると「転職で仕事の悩みが解消しない」可能性が高いと言えると思います。

では、転職では悩みは絶対に解消できないのか？というとそうでもありません。

転職で悩みを解決するには「我慢できる事、我慢出来ない事を決める」事です。

たとえば、「勤務時間は長くてもいいから、給料が多い」会社を探すなどになります。

※「何も我慢したくない」と思うかもしれませんが、それをかなえるには相当高いスキルなどが無いと無理です。

この場合、我慢できる事は「勤務時間が長い」という事。

我慢できない事、妥協できない事は「給料が多い」事、「給料が少ない」事は我慢できないという事が分かります。

このように、自分の中で「我慢できる事、我慢出来ない事」を書き出して、優先順位をつけてみましょう。

自分の中で、転職したい理由を整理する事で「目的のある転職」を考える事が出来て成功確率が上がります。

ちなみに、この方法では人間関係などは改善出来るかは分かりません。目で見て確認できないので面接などで職場の雰囲気などである程度予想するしかありません。

転職で仕事の悩みが解消しない理由は「転職先で同じ問題が発生しないとは限らない」からです。

転職で仕事の悩みを解消するには「我慢できる事、我慢出来ない事を決める」事です。

転職だけであらゆる仕事の悩みを解消する事は出来ないので、優先順位をつけて考えましょう。