自分の周りに「苦手な人、嫌いな人がいる」という方、意外と多いと思います。
「あの人苦手だし、あまり関わりたくない」と思って避けられれば問題ないですが、職場や取引先、学校など、嫌でも関わらないといけない事もありますよね。
そんな時に「この人は苦手だし、話すのもイヤだ。」と毎回思いながら接するのってツライと思います。
僕は20年以上お客様と話す仕事をしてきて、なるべく自分の中で「苦手な人、嫌いな人」を作らないようにしてきました。
理由は自分自身がしんどくなるからです。
ただ、そんな中でも「この人ちょっと苦手かも」と思う事もあります。ですが、そう思った時にすぐに対処するようにしています。
今回は僕が使っている苦手な人、嫌いな人と接する時の対処法を紹介します。
読んでもらえば、苦手な人と関わる苦痛が少し改善すると思います。
苦手な人、嫌いな人と接する時の対処法
僕はそもそも、周りの人に対して「苦手」とか「嫌い」となるべく考えないようにしていて、周囲にそう感じる人を作らないようにしています。
それでも相手の態度や言動などから「苦手かも」と思ってしまう時もあります。
そんな時に何もせずに放置しておくとだんだん話しづらくなり、自分の中で感情や思いが膨らんできて「この人苦手だし話したくない」となってしまいます。
相手も雰囲気でそれを察知してしまって修復不可能なほど人間関係が悪くなってしまう事もあります。
そうならないためにも自分から相手に対する行動を変えて対処するようにしています。
そもそも、相手の考え方や行動などは簡単には変えられません。
あなたが変えられるのは自分自身の考え方や行動だけです。
そこで僕が「この人苦手かも」と思った時に自分自身の行動を変えるためにやっている具体的な対処法3つを紹介します。
- 自分から挨拶する
- 他の人より丁寧に接する
- その人の批判をしない
自分が「苦手かも」と感じた時には、この3つの行動を心がけて接するようにしています。
苦手な人、嫌いな人とは接さないのが一番いいのでは?と思うかもしれませんが、仕事や学校など嫌な人や嫌いな人がいても避けて通る事がむずかしい状況もあると思うので、そんな時の参考にしてもらえたらと思います。
自分から挨拶する
苦手だ、嫌いだと感じている人って話しかけづらいと思います。
ただ、「出来るだけ関わりたくない」と思ってコミュニケーションを取らずにいると、その考えが行動によって相手にも伝わって「自分は嫌われている」と気付いてしまい、余計に関係が悪化して仕事などがやりづらくなります。
そうならないためにも、あえて自分から挨拶をするようにしています。
苦手な人、嫌いな人に対しても自分から挨拶する事でコミュニケーションを取ることが出来て、その後に仕事などで依頼やお願いをしやすくなります。
顔を合わせた時に挨拶もしていないのに、自分の都合で仕事の依頼やお願いをするためだけに話しかけて来られても、相手は気分良くはないですし、最悪の場合、依頼やお願いを聞いてもらえない可能性もあります。
仕事での依頼やお願いを聞いてもらえなくて困るのはあなた自身です。
そうならないためにも、「苦手だ」「嫌いかも」と感じる人に対しても自分から積極的に挨拶をした方が良いと思います。
挨拶をする時のコツは必ず自分からして下さい。
そして出来るだけ明るくする事を心がけると効果が高くなります。
他の人より丁寧に接する
「この人苦手だ」と感じる人って、自分に対しての態度や言葉の感じが悪い人が多いと思います。
そんな相手に自分も同じような態度で返していると、相手はさらに感じの悪い態度で返してくるようになってしまいます。
そこで苦手な人には他の人より丁寧に接するようにしています。
自分が態度や言葉遣いを丁寧に接していると、だんだんと相手も同じような態度や言葉で返してくれるようになります。
誰でもキツイ口調や態度で接されたくはないと思います。
だったら自分がして欲しい事を相手に求めるのではなく、先に相手がして欲しい事をする事で相手も変わる可能性が高いと思います。
あと丁寧に接する事はもう一つ良い点があって、その人と一定の距離を保つことができる事です。
「苦手な人」とは仕事などで仕方なく接しているだけで、必要以上に仲良くはなりたくないですよね?
他の人より気を使って丁寧に接する事で、相手も「気を使われている」事に気付くと思うので相手も気を使ってくると思います。
そうするとお互い必要以上に距離を詰めずに「必要な時だけ話す」関係が保てると思います。
もし接していくうちに「意外にいい人かも」と思ったなら少しづつ話し方などを崩して仲良くなっても良いですし。
その人を批判しない
苦手な人、嫌いな人がいてもその人の批判などは絶対にしない方がいいです。
相手が目の前にいてもできればやめたほうがいいですが、もっとダメなのは相手がいない時に他の人の前で批判する事です。
相手のいない時に批判しても誰かが他の誰かに話したりするので必ず相手に伝わります。
その伝わり方は話に尾ヒレが付いていたり、話が変わっていたりして自分がかなりの悪者になってしまっている事もあります。
しかもあまり話さない相手なので弁解するのも難しく、余計に関係が悪化し周りにも迷惑をかけるかもしれません。
どうしても愚痴って発散したいと思ったら、その場とは何の接点もない信用できる人だけにした方がいいです。
苦手な人と接する時の対処法 :まとめ
苦手な人と仕事などでどうしても接さなければならない時の対処法を紹介しました。
苦手な人や嫌いな人とは関わらない事ができるなら楽ですが、社会人となるとそうもいきません。
それに嫌いだから関わらないという選択肢だけでは子供と同じなので、大人としての選択肢を増やしておくのも大事だと考えています。
ただ、客観的にみて本当にヤバい人には関わらないほうがいいので、その点には注意して下さい。
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