働いている職場で自分が「周りの全員から嫌われているのかも?」と感じて「ストレスが溜まって仕事にならない」と悩んでいる人もいると思います。
もしこれからも同じ職場で仕事を続けようと考えているなら「なぜ自分が嫌われているのか?」原因が分かれば改善できると思います。
また、職場で嫌われている人がいたらその理由が分かれば対応しやすくなります。
嫌われてしまう原因は、いろいろな事が考えられそうですが、実は嫌われてしまう人の特徴はどの職場でもある程度似ています。
そこで20年以上の仕事経験から職場で嫌われてしまう人の特徴を紹介します。
これから先を読み進めて最後まで読んでもらうと次のようなメリットがあります。
- 嫌われてしまう人の特徴が分かり自分を見直し改善できる
- 自分以外の嫌われている人への接し方が分かる
職場で嫌われる人の特徴
職場で嫌われる人にはいくつか共通の特徴があります。
その特徴を知る事で自分に当てはまる事があれば改善する事ができると思います。
ただ注意点が二つあって一つは嫌われるという事は自分にその気が無くても相手が「嫌いだ」と思えば嫌われてしまうという事です。
あなたが周りの人の事を思って行動しても捉え方によって嫌われてしまうので完全に嫌われなくする事は出来ません。
二つ目は嫌われる事を必要以上に怖がると何もできなくなってしまうという事です。
ただ、必要以上に嫌われない方がいいので、その特徴を知って知らず知らずのうちにやってしまっている事があれば改善出来ます。
職場の規則やルールを守らない
職場には必ず規則があります。どの職場にもある規則で例を挙げると
- 出勤時間、退社時間を守る
- 無断欠勤しない
- 上司の指示には従う
など決められた規則が守られないと集団で行動するのが難しくなるため、規則をちゃんと守っている人からすると規則を守らない人は不快に感じます。
「私は規則をちゃんと守っているのにあの人はなぜまもらないか?」と思われて嫌われる対象になります。
就業規則などに書いてある「目に見えるルール」は分かりやすいですが、ほかにもどこにも書いて無いけれどみんなが守っている「暗黙のルール」があります。
これは職場ごとに様々なルールがあって細かな事が多いですがみんながやっている事で自分だけやっていないと「空気の読めない人」というレッテルを貼られて嫌われる対象になります。
他人の批判ばかりする
自分以外の人の仕事のやり方や考え方を批判をすると嫌われる原因になります。
誰でも今自分が正しいと思っている事を指摘や批判をされると気分が良くないです。
たとえそれが的確な指摘であってもすんなりと受け入れられる人ばかりではありません。
自分の間違いを指摘された事自体に反発してきたり、そもそも知識が足りず理解できずに不満がたまったりして、その感情は指摘や批判をしたあなたに向けられます。
他人の悪口、陰口を言う
他人の悪口、陰口ばかり言っている人は嫌われます。
本人がいない所で悪口、陰口を言っているとそれを聞いている人も実は気分が良くありません。
そもそも「自分には関係ない」と思って聞いていますし「この人、私の事も他で悪く言っているのでは?」と考えて距離を取ろうとします。
みんな聞いてくれているフリをしてくれているだけです。
何か不満があってそれを本人に伝えるならまだしも本人がいない所で他の人にいくらそれを伝えたところで何の解決にもなりません。
不平不満ばかり言っている
職場でいつも何かに不満を持っていて、いつも愚痴ばかり言っていると周りから人が離れていきます。
自分が不満に思っている事があってそれを周りの人に話して共感してほしいと思っていても聞いている人はその場では話を合わせてはくれるかもしれませんが共感してはくれません。
なぜかというとそれぞれの立場や考え方があるので不満に思う事も違うからです。
聞いている側も毎回他人の不平不満ばかり聞かされるのに疲れてきます。
そうなると「あの人と話すのはつまらない」「あの人と話していると疲れる」などと思われ周りの人はその人避けるようになっていきます。
自分の話ばかりする
いつも人の話を聞かずに自分の話ばかりしていると嫌われる可能性が高いです。
なぜかというと自分がそうであるように誰でも自分の話を聞いて欲しいと思っています。
にもかかわらずいつも自分の話ばかりして相手の話を聞かないと「あの人は自分の話ばかりして私の話は聞いてくれない」と思われて誰も話をしたいと思わなくなります。
話を聞いているつもりで実は自分の話をしてしまっているパターンでありがちなのが相手が話をしているとその話の流れで「実は私もこんな事があって」「そんなの大した事ないよ。俺なんてもっとすごい事があった」などといつの間にか自分の話に変えてしまっている人がいますが、それは結局相手の話を聞いているフリをして結局自分の話をしているだけです。
仕事を真面目にやらず手を抜く
職場には社員全員が仕事をするために来ています。
できれば作業がスムーズに進んで仕事の成果が出せる方がいいですし、その方が達成感も得られやすいし、会社の業績が良くなれば給料も上がりやすくなります。
そのためには社員全員で協力して仕事を進める必要があります。
そんな中1人だけ真面目に仕事をしない人がいるとみんなの足を引っ張る事になります。
自分に甘く、他人に厳しい
自分のミスや失敗した時には謝ったり、反省して改善したりしないのに他人が失敗した時はここぞとばかりに追求してくる人は周りから避けられるようになっていきます。
このタイプは自覚がない事が多く周りも指摘しにくいのでなかなか気づきにくいので、自分がそうなっていないか自分自身で注意する必要があります。
嫌われている人に対する接し方
自分の職場で嫌わている人がいる時、「どう接すればいいのか?」と悩む人もいると思います。
具体的には2つの選択肢があります。
- 悪い所、直した方が良い所を指摘してあげる。
- なるべく関わらないようにする。
1.職場で嫌われている人があなたが話ができる同僚や後輩なら悪い所や直した方が良い所を指摘してあげるのが良いと思います。
普段から仕事以外の話ができる関係なら話を聞いてもらえると思いますし、あなたも相手の直した方が良い所を指摘しやすいと思います。
2.対して普段、あまり話をしない人や上司や先輩などに悪い所を指摘するのは難しいのでその部分には触れずに、なるべく関わらないようにした方が良いです。
職場で全員から嫌われている?対処法を紹介:まとめ
職場で嫌われる人の特徴と対処法を紹介しました。自分自身で思い当たる事があれば改善すると周りの人から嫌われないようになります。
また、自分では気付きにくい事もあると思いますので職場で指摘してくれる人がいたら「自分の事を思って言ってくれている」と受けとって素直に聞いて改善しましょう。
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