仕事でミスをしてしまって上司やお客様に怒られた時ってすごく凹みますよね。
ミスをしてしまった時は「迷惑をかけてしまって職場の人に合わせる顔がない」「また怒られたらどうしよう」「大勢の前で注意されたりしたら恥ずかしくて職場の人に会えない」などいろいろな思いが頭の中を回っていると思ます。
そうして家に帰ってからもいろいろ考えていると、明日、仕事に行かないとダメだと分っていても「もう会社にいきたくない」と考えるようになり、とてもつらい思いをする事があると思います。
僕自身も20年以上働いてきて、ミスや失敗をしてしまい迷惑をかけてしまったり怒られたりした経験はたくさんあります。
ただ、ミスや失敗もたくさんしていると慣れてきて、その後どうすればいいのか?どうメンタルを保てばいいのか?という事がだんだん分かるようになってきました。
そこでこの記事では20年以上の仕事経験でたくさんミスをしてしまった僕がその経験を活かして、仕事でミスや失敗をしてしまって「もう仕事にいきたくない」と悩んでいる方に「ミスや失敗をしてしまった後のメンタルの保ち方とその後の対処法」を書いています。
内容を読んでもらえれば、仕事でミスや失敗をしてしまっても、悩んだり落ち込んだりせずに「やるべき事」が分かるようになると思います。
仕事でミスしてしまった時のメンタルの保ち方
仕事でミスをしてしまうと、とても落ち込みますよね。
それと同時に「なんであんなミスしてしまったんだろう」と後悔したりすると思います。
でも落ち込まなくても大丈夫です。ミスは誰でもしてしまいます。絶対ミスしたり、失敗したりしない人はいません。
実際、20年以上同じような仕事を続けている僕も、今でもミスや失敗はあります。
でもそう言われても
怒られたくないし職場にも行きづらいよ
こう考えてしまうかもしれません。
でも実は
仕事のミスや失敗は最大のチャンス!
ミスや失敗をした後にどのように対応するかで周りからの評価が大きく変わります。
ミスや失敗しても自分の責任を認め、誠意を持って対応する事で、あなたの評価はミスや失敗をする前より格段に上がります。
なぜかと言うと、ミスや失敗は誰でもしてしまいますが、その後を対応がしっかりする事で
あいつはミスしても、どの後の対応をしっかり出来る。
他の仕事も任せられるかも。
このようにあなたの上司やお客様、周り同僚は考えます。
つまり、ミスや失敗をしても誠意をもって対応すれば、あなたに対する評価はミスや失敗をする前より上がります。
もちろんミスや失敗は無いに越したことはありませんが、やってしまった事、起こってしまった事をいくら悩んだり後悔しても過去は変えられません。
自分がミスや失敗をしてしまった事で周りの人になるべく迷惑をかけないために、被害をを最小限にできるよう「今やるべき事」を考え、誠意をもって行動していきましょう!
仕事でミスしてしまった時にやるべきこと
ミスしてしまった事の被害をを最小限にするために、すぐに「今やるべき事」考え、行動に移していく事が大切です。
すぐに対応すればあなたの周りからの評価はミスをする前より上がりますし、ほっておくと大問題にななるなどして評価は下がってしまいます。
ただ「どうすればいいのか分からない」という人も多いと思いますので、基本的には次のような事を順番にこなしていきましょう。
ミスしてしまった時にやるべき事の具体例を挙げると
- まず報告し謝罪する
- 被害が広がらないように対応策を取る
- なぜミスをしたのか?原因を考える
- 今後同じミスをしないように改善策をを考える
- 1~4までをまとめ、再度報告する
ミスした内容にもよりますが、基本的にこの順番で進めていくのが良いと思います。
つぎにこの内容をどう進めていくのか?について解説していきます。
まず報告し謝罪する
仕事の経験年数が短い方は特に、ミスをしてしまうと「やってしまった。怒られる」と思い「どうにかバレないようにできないか?」と考えてしまいます。
自分一人で解決できるなら別ですが、大抵の場合、隠したり報告を遅らせると状況が悪化するだけです。
仕事に慣れてない内は、とりあえず、すぐに上司に報告、謝罪し指示をもらうようにしてください。
被害が広がらないように対応策を取る
上司に報告した後は指示に従いながら、ミスしてしまった影響ができるだけ広がらないようにできる事をしていきます。
たとえば約束の納期を間違えて商品が間に合わない時は「できるだけ早く納品するにはどうしたら良いか?」「指定の商品が届くまでの間に使っていただける、すぐ用意できる代わりになる商品は無いか?」など、少しでもミスによる被害を最小限に抑える努力をしましょう。
この時の注意点は
- 必ず上司の指示に従い、確認しながら進める。
- 出来るだけ早く行動する
自分一人で勝手に行動すると被害が広がってしまう可能性が高くなります。また、出来るだけ早く行動しないと間に合わなくなり、対応策の意味が無くなってしまいます。
なぜミスをしたのか?原因を考える
上司に報告し被害が出来るだけ広がらないように対応策が取れたら、一度落ち着いて振り返って「なぜ自分はミスをしてしまったのか?」何が原因だったのか考えてみましょう。
「なぜミスをしてしまったのか?」という問いに対する答え、「ミスしてしまった原因」を考えないと考えないと、また似たようなケースで同じようなミスをしてしまう可能性があります。
今後同じミスをしないように改善策をを考える
ミスをしてしまった原因が分かったら、同じようなミスを繰り返さないようにするにはどうすればいいのか?という解決策を考えましょう。
原因が分かっていても具体的な対策を決めていないと、また同じようなミスをしていまう可能性が高いです。
「同じミスは絶対しない」と心に誓っても、人間は忘れやすいので時間が経てば気も緩んできます。
そうならないためにもしっかり改善策を決めておきましょう。
たとえば
- 依頼された仕事を忘れてしまう→メモをに書いていつも見える所に貼っておく
- 入力する数字を間違える→2回確認する、他の人に確認してもらう
など、具体的な改善策を決めましょう。
1~4までをまとめ、再度報告する
ミスをしてしまった原因が分かって、改善策を決めたら、それらを報告書としてまとめて上司に提出しましょう。
報告書にして共有する事で、自分以外の人が同じようなミスをしてしまう事を防ぐことができます。
仕事でミスしてしまった時のメンタルの保ち方とやるべき事:まとめ
仕事でミスしてしまった時のメンタルの保ち方とやるべき事を解説しました。
仕事でミスや失敗をしてしまったら、落ち着いて今やるべき事をしていきましょう。
どうしたらいいか分からない時は以下の手順で進めていく事をおすすめします。
- まず報告し謝罪する
- 被害が広がらないように対応策を取る
- なぜミスをしたのか?原因を考える
- 今後同じミスをしないように改善策をを考える
- 1~4までをまとめ、再度報告する
素早く、誠意を持って対応する事で周りの人からの評価が上がりますので、活用してください。
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